大滝山風力発電事業の中止を求める理由

(仮称)大滝山風力発電事業の計画について

事業者 :JR東日本エネルギー開発株式会社 磐栄運送株式会社
事業の実施区域: 郡山市と猪苗代町の行政界付近に位置する大滝山を含む山稜上
事業の規模: 出力最大136,000kW(定格出力4,300kWの風力発電機を35基設置)

以下の理由により本事業の中止を強く要望しております。

1 水源と生活環境を脅かす土砂流出・水質悪化の危険性

 工事に伴う土砂流出は、 深沢の名水を利用する住民・商業施設に直接的な被害をもたらす。 水質悪化は温泉旅館 飲食店など地域経済の根幹を 揺るがす問題であり、地域の生活と雇用に深刻な影響を及ぼす。

2 原生林の喪失による不可逆的な自然破壊

 原生林は一度失われれば再生が極めて困難であり、地域の自然資源を永続的に損なう。 絶滅危惧種(クマタカ オオタカ等)の生息域消失は、地域の生態系全体に深刻な影響を与える。
 森林伐採による保水力低下は住民の生活用水・農業用水にも影響し、地域の墓らしを根底から揺るがす。

3 工事車両による交通安全上の重大な懸念

 大型ダンプ約 3,400台の通行は、 熱海・湖南地域の道路環境に大きな負荷を与え、交通事故の危険性を高める。 住民の通勤・通学生活動線に直接影響し、地域の安全が脅かされる。

4 低周波音 超低周波音による健康影響の懸念

 風車稼働による低周波音は、住民の健康や生活の質に影響を及ぼす可能性が指摘されており、慎重な対応が求められる。

5 強風時のブレード破損等のリスク

 山岳地帯特有の強風環境において、ブレード破損・飛散の危険性は無視できず、住民の安全確保の観点から重大な懸念がある。

6 地域の景観価値の喪失

 山頂部の森林伐採と大型風車の設置は、地域が誇る景観を大きく損ない、観光資源としての価値を低下させる。

※ 福島市では、先達山メガソーラー問題の教訓から、「立地市町村長の同意」を要件とする制度改善を国に提出しています。地域住民の生活と自然環境を守るため、郡山市としても同様の姿勢を示すことが求められています。私たち住民は、地域の未来を守る当事者として、大滝山風力発電事業の中止を国に対して明確に求められるよう、強く要望いたします。