私たち労働者・市民は、平和と民主主義、そして働く者の権利を守り続けてきました。
しかし、いま国で議論されている「スパイ防止法」は、その根幹を揺るがす重大な危険をはらんでいます。
この法案は「国家秘密」の範囲があいまいで、
知る権利、表現の自由、取材の自由、学問の自由、そして労働組合活動の自由までもが制限されるおそれがあります。
国のインテリジェンス機関――内閣情報調査室、公安調査庁、警察庁警備局などは、
テロ対策などを名目に、行政・企業・大学・市民団体から幅広い情報を集めています。
スパイ防止法ができれば、こうした情報収集がさらに拡大し、
私たちの個人情報や活動履歴が、本人の知らないところで国内外に共有される危険が強まります。
また、労働組合や大学、市民団体が海外の組織と協力することが、
「外国勢力との関係」とみなされ、不当な監視の対象となるおそれがあります。
国際連帯を掲げるメーデーの精神そのものが脅かされます。
自由に声を上げ、仲間とつながり、よりよい社会をつくる――
その当たり前の営みが萎縮してしまう社会を、私たちは決して望みません。
私たち郡山市革新懇は、労働者・市民の権利と民主主義を守る立場から、
スパイ防止法の制定に強く反対します。